いきなりですが、XMTradingの手数料やスプレッドはお世辞にも安いものとは言えません!
それでもXMTradingにはマイナス残高リセットと呼ばれるゼロカット制度があり、残高以上の損失は発生しません。
マイナス残高リセットというメリットもあるため、ある程度のスプレッドや手数料は許容するべきと僕個人は思いますが、それでもコストは安く抑えることができたらそれに越したことはありません。
この記事では、僕が5年以上XMTradingでFX取引を行って学んできた経験と知識から、XMTradingでかかるコスト、特にスプレッドや手数料を抑える方法を5つに絞って解説していきます。
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目次
XMTradingでお金がかかるもの(有料)
まずは、XMTradingでお金を支払わなければならないものをピックアップしてみました。
なお、以下は場合によっては安くできるものもありますし、回避できるものもあります。
- 投資元金
- スプレッド
- 手数料
- スワップポイント(スワップ金利)
- 入金手数料
- 出金手数料
- 口座維持費
コスト面で言えば、FXを行う以上どうしても避けられないスプレッドやスワップポイントがあります。
XMTradingのスプレッドはどうしても広い印象がありますが、これは後述する方法である程度結果的に安く済ませることができます。
手数料がかかるのもZero口座だけですので、それを回避すれば手数料はかかりません。
口座維持費は長期間残高を入れたまま口座を放置すると費用が発生する可能性がありますが、それなりに取引していれば気にすることはないものです。
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スワップポイントはもらえる時もありますが、逆にマイナスとして差し引かれることもあります。
XMTradingのスワップポイントは土日の分は水曜日に3日分まとめて実施されるため、マイナス金利の場合は水曜を回避するのも作戦の一つです。
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入金・出金手数料もそうですが、仕様をわかっていれば、余計なコストは削減できます。
要はコスト削減はある程度可能ということです。
知っていればこんなにお金払わなくて済んだのに・・・という状況は結構ありますので。
XMTradingでお金がかからないもの(無料)
逆に以下のものはXMTradingではお金は発生しません。
これでお金を取られたら、それはXMTradingではない詐欺サイトですのでご注意を。
- 追加含む口座開設費
- デモ口座開設、利用
- マイナス残高リセット(ゼロカット)
- 口座解約(残高がない場合)
- MT4・MT5のインジケーター※
マイナス残高リセットは入金する必要はありますが、入金分はゼロカット後に残高にちゃんと反映されますし、その制度自体に費用は発生しません。
最後のMT4・MT5のインジケーターはもともとXMTradingからダウンロードした際に利用可能なインジケーターやEAは無料で利用可能です。
MT4・MT5内のマーケットにあるEAやインジケーターの中には有料のものもありますが、MT4・MT5で普通にメニューバーにあるものをクリックして普通に使えるものは無料です。
そもそも有料のものは事前に購入手続きがあるので、知らずに使える状況はないかと思います。
ではどうしても取引をするうえでお金がかかるスプレッドや手数料を最低限に抑えるにはどうすればよいか?を5つに絞って紹介していきます。
その1 Zero口座で作らない
長期的にXMTradingで取引を行っていくことを考えていく方はスタンダード口座やマイクロ口座、KIWAMI極口座で取引したほうが結果的に安くなる可能性が上がります。
例えばボーナスで言うと、Zero口座とKIWAMI極口座ではリアル口座開設ボーナス13000円以外はボーナスの利用ができず、また取引を行っても後述するXMPの付与がされません。
またXMPは取引日数が多い方は付与されるポイントも多くなり、結果的にコストの軽減につながります。
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またZero口座は唯一手数料が発生するため、Zero口座を利用しない=手数料の心配がいらないことを意味します。
上記で「可能性がある」と書いたのは、売買後10分以内に決済するとXMP付与対象から除外されるなどの仕様もあるため注意が必要です。
10分未満しかポジションを持たないことが多い方にとってはZero口座でもよいかと思いますが、それ以外にもZero口座には他とは異なるデメリットもあるため、口座仕様を確認したうえで開設したほうが良いかと思います。
【スプレッドの罠に注意】XMTradingZero口座超入門まとめ~メリットデメリットも分かりやすく解説~
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その2 XMPを活用する
XMPとはボーナスに換金できるポイントのことで、スタンダード口座やマイクロ口座で10分以上ポジションを持った取引でXMPが付与されます。
取引ごとに付与されるので、XMPをボーナスに交換して取引で利用することを前提に考えると、XMTradingの比較的広いスプレッドのコストカットができると考えることができます。
例えば、XMTradingリアル口座でのUSDJPY(ドル円)の平均的スプレッドは1.6銭になります(XMTradingのスプレッドは変動制)。
1ロットの手数料は1600円となります。(リアル口座の1ロットは10万通貨)。
「1XMP=1 ÷ 3 ドル」となるので、為替状況にもよりますが、1XMPは約30~40円相当の価値があります。
1取引で獲得できるXMPは、マイ・ロイヤルティ・ステータスと呼ばれるランクで変わりますが、トータル取引日数100日以上の最上位ランクであるELITEでは、1取引20XMPを獲得することができます(最低ランクのExecutiveは10XMP)。
つまり、約600~800円相当のボーナスを獲得できるということです。
この獲得可能なボーナスをスプレッドから差し引くと、ドル円の手数料は1.0銭以下となります。
さらに入金ボーナスなど他のボーナス付与も含めれば、よりコストは軽減できるかと思います。
それでもスプレッドは日本のFX会社より広い水準となってしまいますが、XMTradingではマイナス残高リセットの制度もあるため、ある程度の広さは許容するしかないと僕個人は考えています。
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その3 入金ボーナスを活用する
ボーナスの獲得契機はXMPとの交換、リアル口座開設以外に、入金時にも獲得することができます。
時期によって行っている入金キャンペーンは異なりますので、XMTrading公式サイトの会員ページをご確認ください。
入金額上限はありますが、クレジットカードの入金が対象の入金ボーナスや通常入金の入金ボーナスなど、入金額の100%分や50%分などの割合でボーナスを獲得することができます。
ボーナスは証拠金として活用できるので、たとえ20%のボーナス付与であっても馬鹿にできません。
また仮に上限額いっぱいに入金をしてしまった場合も、定期的に新規の入金ボーナスイベントがあるので、その際はまた改めて活用してみましょう。
その4 入金・出金にこだわる
入金・出金も事前に最小限に抑える仕様を把握していればコストを最小限に抑えることができます。
入金で言えば、ローカル銀行入金であれば10000円未満の入金ではXMTrading側での1750円と各銀行での入金手数料、オンライン銀行送金の場合であっても入金手数料が300円発生します。
しかしクレジットカード入金であれば、そういった手数料は無料です。
出金時も40万未満の場合は2500円の出金手数料が発生しますが、40万円以上であれば手数料はかからず無料で送金できます。
このように細かい部分ではありますが、知っていれば回避出来得るものが多いので、あらかじめ確認しておきましょう。
XM(XMTrading)の入金・出金が反映されるか不安だったので実際にやってみた
【2021年版】XMTradingで入金・出金に問題がないか毎年検証することにしました。
その5 KIWAMI極口座を利用する
2022年にXMから新たな口座タイプが誕生しました。
このKIWAMI極口座の大きな特徴は、スタンダード口座よりスプレッドが狭いことです。
スタンダード口座と比べても、ドル円であれば3分の1だったり他通貨ペアでも半分以下だったりします。
ほかにも長期保有で煩わしいスワップポイントですが、それが0だったり他にはない特徴を多く持った口座タイプとなります。
その代わりにボーナスの恩恵を受けられないなどデメリットもありますので、詳細は以下の記事などをご参照ください。