この記事では実際にやってみないと分からないXMTradingの入金・出金を僕自身が身をもって人柱となり、実践した結果をありのままに書いていこうと思います。
誰もが初めて知る海外FX会社の出金・入金は利用しようと考えた際に不安になると思います。
今回の記事で少しでもXMTradingの振込事情に対して認識が変わってくれたら幸いです。
またXMTradingの入金・出金に必要な知識や手順・操作方法、僕が失敗した経験談、ちょっとした豆知識なども書いたのでこれからXMTradingで入金・出金を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
今回は「Local Bank Transfer」での入金を検証しました。
そしてXMTradingの出金・入金に問題ないかは当サイトで毎年検証しています。
よろしければそちらもご参照ください。
【2021年版】XMTradingで入金・出金に問題がないか毎年検証することにしました。
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目次
銀行からの入金方法(オンライン銀行入金)
XMTradingでの入金方法は画像のように様々な方法があります。
- BitWallet
- クレジットカード(VISA)(Credit/Debit Cards)
- クレジットカード(JCB)(Credit/Debit Cards)
- SticPay
- 銀行振込(Local Bank Transfer)
- オンライン銀行入金(Online Bank Transfer)
- コンビニ決済での入金(Local Transfer)
- BXONE Wallet
出金時は基本的に銀行送金のみなので、どちらも銀行送金だと分かりやすいとは思います。
ちなみに僕は今まではクレジットカードでの入金のみ行ってきました。
後述しますが、クレジットカードの入金ができなくなってしまったのでやむを得ず銀行送金に変更しましたが、そこまでの時間のロスはなかった印象です。
基本的な銀行送金の流れは以下の記事に詳しく書きましたので、参考にしてみてください。
【2021年版】XMTradingで入金・出金に問題がないか毎年検証することにしました。
オンライン銀行入金の場合はインターネットバンキングによって、操作完了後まもなくXMTradingの取引口座の残高に入金が反映されるかと思います。
なおオンライン銀行入金では手数料が300円かかります。
似たような入金方法に「Local Bank Transfer」がありますが、これは銀行側で実際に振込処理を行う一般的な入金方法となり、オンライン銀行入金とは別物となります。
これはオンライン銀行入金と比べて時間がかかる手数料もオンライン銀行入金よりかかる可能性もありますのでご注意ください。
[補足]クレジットカード入金について
クレジットカードの入金は今回行う銀行送金よりも早く、ほぼ即時反映されますし、手数料もかかりません。
なので正直なところ、クレジットカードでの入金が一番手っ取り早く楽でよいのですが、最近クレジットカード会社側でFX会社への入金が制限されていることが多く、この方法ができないことが増えてきています。
ちなみにクレジットカードで入金すると、出金の際に入金した分をクレジットカードに戻す(補填・返金)ことが必須です(利益分は別口座に送金することも可能です)。
これはマネーロンダリング防止の観点からXMTrading側でそのように定められています。
クレジットカードからXMTradingに入金⇒現金で出金なんてことができたらとんでもないですからね。。
カード会社によって異なるかと思いますが、1か月以上返金対応にかかってしまう場合もあるのでご注意ください。
入金に関しては圧倒的に便利なのですが出金に関してはイマイチスムーズではないのです。
実際に入金してみた – 失敗編 –
では検証してみましょう。
今回は「Local Bank Transfer」(電信送金)での入金を行います。
オンライン銀行入金での検証は2021年の記事をご参照ください。
【2021年版】XMTradingで入金・出金に問題がないか毎年検証することにしました。
最低送金額が1万円以上と書いてあるので11000円を入金してみます。
日本時間で平日の09:00くらいに送金手続きをしました。
この時間は日本では銀行が営業している時間なのですぐに送金されるかと思います。
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11時になりましたが、変化ありません。
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・・・
12時になりましたが、、、変わってません。
残高が増えていない!!!
普段なら今日くらい様子を見ようかと思うのですが、嫌な予感がしたのでXMTradingのライブチャットに問い合わせてみました。
すると案の定、僕の送金ミスだということが分かりました。
入金時の名前をローマ字以外で入力してしまいました。。
例えばヤマダ タロウという名前の場合、XMTradingでは「Taro Yamada」と登録されているかと思います。
これにXMTradingの該当口座のID、今回は仮に1234555とします。
正しい記入方法は、
TARO YAMADA1234555
ですが僕は、
ヤマダ タロウ1234555
と送っていたのです。
色々間違っていますよね。。。
「Local Bank Transfer」の注意点は以下のようなものがあります。
- 最低入金額に制限はないが、入金金額によって手数料が異なる(国内振込手数料は別)
- 最大送金額は10,000,000円(1千万円)
- 名義は銀行口座とXMTradingで開設している口座で同じ名義(名前)であること
- 送金の際に送金者名を英語のアルファベットのみで入力すること
- 送金者名(4)の後に続けて送金したいMT4・MT5の口座番号を記載すること
- 4と5が行えない場合はXMTradingに問い合わせないと入金反映までかなりの遅延が発生すること
- 初回入金の際は「Local Bank Transfer」ページを開かないと入金されない
6に関しては僕はXMTradingのライブチャットにて対応してもらえました。
その際は「お取引口座の登録に用いたEメールアドレス、反映先の MT4/MT5口座番号、入金額、入金日をご報告ください。」とのことです。
今回はライブチャットで僕の入金の状況確認が出来たとのことで、XMTrading側の営業が始まったら処理を行ってくれるとのことでした。
夕方くらいに確認したところ、ちゃんと入金されていることを確認しました。
時間を見たところ、日本時間で13時過ぎには入金がされていました。
12時に気づいてから問い合わせを行い、13時なので、かなり早めに対応してもらえたみたいです。
ちなみにその証拠画像がコチラです(MT4・MT5での口座履歴画面)。
口座履歴の見方
僕は送金は11000円一括で送金したはずなのですが、2回に分けて送金されています。
これはXMTrading公式サイトの会員ページの入金履歴、MT4・MT5の口座履歴画面どちらも同じように記載されています。
合わせれば金額自体は一致するのですが、これはどういうわけでしょうか?
XMTradingにライブチャットで問い合わせたところ、2つに分かれているがシステム上の挙動のため、入金に問題はないとのことでした。
XMTradingでは1万円以上の入金は手数料が無料になるため、その分を別途入金しているので2つに入金が分かれているような感覚でよいかと思います。
ちなみにMT4・MT5の口座履歴画面の「credit」と記載がある箇所は、ボーナスの付与になるのでボーナス対象の入金であればこのような形で記載がされます。
入金完了のメールについて
入金確認後10時間くらい経ってから「入金が完了しました」のメールが届きました。
メールがあくまで報告のようなもので即時に送信されているものではないようなので気をつけてください。
上記は「Local Bank Transfer」での話であり、「Online Bank Transfer(オンライン銀行入金)」の場合は、入金確認とだいたい同じタイミングでのメール受信を確認しました。
あくまで通知メールなので、実際に口座を確認したほうが早い場合もあるということです。
実際に「Local Bank Transfer」で入金してみた – 成功編① –
入金手続きを失敗してしまったので、改めて滞りなく入金手続きを行ったらどのくらいで入金がMT4・MT5の口座に反映されるのか、改めて確認を行いました。
後日、XMTradingで入金を再度行ってました。
今回は平日10:05くらいに入金手続きを終えました。
・・・
・・・
10時25分 MT4・MT5口座に11000円が反映されていることを確認しました!
証拠画像がコチラ。
20分で入金出来ました!
XMTradingの言う1時間程度で入金反映されるという記載は本当だったようです。
クレジットカードのようにはいかないものの、銀行営業時間内であれば、「Local Bank Transfer」でも30分もかからずに送金が出来ました。
実際に「Local Bank Transfer」で入金してみた – 成功編② –
次に違う送金先に送金してみます。
ちなみにこちらは自分が送金しようとしている口座とは異なる銀行です(初回の送金は口座と送金先の銀行が同じでした)。
今回も同じく11000円の入金です。
今回は10時30分くらいに入金手続きを終えました。
11時10分 MT4・MT5口座に11000円が反映されていることを確認しました!
証拠画像がコチラ。
約40分で入金を確認出来ました!
自分のカードと同じ銀行や違う銀行だと着金に差異が現れるかもしれませんね。
また他銀行への送金だとXM側への送金は1万円以上で無料だとしても、国内振込手数料が発生してしまいました(今回は200円程度)。
【2021/08/13時点の状況】
以前はXMTrading側で複数の入金先銀行口座の中から指定して送金するシステムでした。
これにより、選択肢にある銀行への入金であれば入金手数料を最小限に抑えて送金することができていました。
現在は選択ができず、1社?1行?しか選択できないようになっています。
トレーダーによって変更になるかは不明ですが、今はそのように変わったようです。
ちなみに日本であれば、日本国内の銀行が送金先になっているかと思います。
調査結果まとめ~銀行送金入金編~
結論、「Local Bank Transfer」で入金しますと30分程度で送金が出来たことを確認しました。
そして入金方法を誤ってしまってもXMTradingのライブチャットで問い合わせて、問題が無ければその日の夕方程度には口座に反映してもらえることが分かりました(XMTrading、取扱銀行の営業時間外だとこれの限りではないと思われます)。
クレジットカードやオンライン銀行入金(Online Bank Transfer)ほどの速さはありませんが1回自分で手続きを行ってみれば、その後はスムーズに送金できるかと思います。
僕が試した銀行送金、クレジットカード送金は僕個人では問題ありませんでした。
ではXMTradingから出金はちゃんと出来るのか?
これから検証していきましょう。
XMTradingから銀行口座に出金
では実際に出金をしてみましょう。
トータル3回入金した結果、約33000円相当の残金が口座内に残っています。
これを出金してみます。
XMTradingでは入金した口座に出金するよう記載があるため、入金した口座と同じ口座に出金を行います。
ちなみにクレジットカードでの出金は、クレジットカードで入金した場合のみ利用可能です。
クレジットカードの出金は、マネーロンダリングの観点からクレジットカードの入金分をまずクレジットカードに送金する必要があるのです。
それ以外でクレジットカード出金はできませんのでご注意ください。
銀行からの出金方法(電信送金)
まずはXMTradingの会員ページにアクセスします。
そして該当口座の「資金の出金」を選択します。
今回は銀行に送金するので「International Wire Transfer」(電信送金)を選択します。
※現在は「Local Bank Transfer」の表記に変わっています。
入力する内容は、
- 受取人のお名前(フルネーム)※英語
- 受取人の住所※英語
- 受取人の銀行口座番号/IBAN
- 銀行名※英語
- SWIFTコード
- 銀行所在地※英語
- 支店コード
- 支店名※英語
- 出金額 (JPY)
- 追記
になります(2021/08/13時点)。
住所の英語表記については、検索サイトで「住所 英語」などで検索すれば変換サイトがヒットするかと思いますので、そちらも利用すれば記入できるかと思います。
そして注意点ですが、出金画面にも記載があります。
英語のアルファベット文字のみをご利用ください(ただし、全角カナ表記と記載のある氏名入力欄を除く)。
XMTradingは、JPY2,500の送金手数料が適用されるJPY400,000未満の金額の出金を除き、すべての出金手数料を負担いたします。
お客様からの国内銀行送金による資金の出金お申込みは、XMTradingが日本の銀行口座にJPY通貨にてのみ処理いたします。
XMTradingは、お客様の銀行口座がJPY通貨建てでない場合の銀行送金によるご出金におきましては、両替レートの差額を負担いたしません。
XMTradingは、出金金額をお客様のMT4/MT5口座の通貨からプラットフォームのレートにてJPYへ換算いたします。
さらなる両替を避けるため、弊社ではJPY建ての銀行口座をご利用いただくことをお勧めいたします。
以下の銀行への出金処理はできませんのでご注意ください:ゆうちょ銀行、PayPay銀行(ジャパンネット銀行)およびセブン銀行。
最低出金額は 10,000 JPY (もしくはその他の通貨相当額)ですので、ご注意ください。
国内の銀行送金による出金は、資金の受け取りまでに2~5営業日を要する場合がございます。
XM公式サイトより引用
要約すると以下のようなことに注意が必要です。
- 40万円以上の出金の場合は手数料無料
- 40万円未満の出金の場合は2500円の手数料が発生する
- 最低出金額は1万円から
- 出金先に指定できない銀行がある(ゆうちょ銀行、PayPay銀行(ジャパンネット銀行)、セブン銀行)
- オンライン銀行入金より時間がかかる可能性がある
- 上記は日本円(JPY)で出金時に適用される
すべて入力が完了しますと出金手続きが完了します。
実際に出金してみた
32962円を出金します!
・・・本当は33000円のはずでしたが、調査の関係で取引をした結果38円マイナスになってしまいました。
まずは上記のように出金手続きを行います。
そしてリクエストをクリックした結果、MT5の残高はきれいに0円になっていました。
全額抜いたのでボーナスもすべて消滅。
今回は検証のため・・・しょうがありません。
XMTradingでは口座から残高を出金しますと、その割合に応じてボーナスも消滅する仕様となっています。
ボーナスの詳細はこちらの記事をご参照ください。
XMTradingボーナス超入門~ボーナスの仕組みや取引での使い方、キャンペーンなど徹底的に解説~
XMTradingのボーナスやXMPに有効期限はあるの?消えてしまう原因を分かりやすく解説
証拠画像がコチラです。
MT4・MT5やXMTrading公式サイトの時刻とは時差があるので日本時間で言うと13時30分頃になります。
「Credit Out」がボーナスが消えましたよって意味です。
「CW-PD」で残高のすべてが出金されたことを表しています。
XMTrading公式サイトの会員ページでは以下のように表示されていました。
そして、出金完了のメールが20分程度で届いたので再度確認したところ、
状態が切り替わって「承認されました」になっています。
「Bank Wire」は振込という意味です。
あとは銀行側、または僕の入力不備が無ければ入金されるはずです。
・・・
銀行の明細を確認したところ、なんと当日中に振り込まれていました!
銀行の営業時間だと最短当日で出金の入金確認が出来ました。
XMTradingのHPには振込先銀行の2~3営業日程度かかると書いていあったのでさすがに早すぎてびっくりしました。
これは最短だと思われますが、受取先銀行が営業時間であればその日中にも届くという検証結果でした。
XMTradingの出金は入金より時間がかかることも忘れずに覚えておいた方がよいかと思います。
当然当日中に届かない可能性もあるのである程度(2~3営業日)は様子を見ましょう。
ちなみに口座に入っていた金額ですが、32962円より少ない金額が入金されていました。
XMでは200ドル(200USD)以下で出金するとXM側で手数料が発生すると記載があります。
今回は3万円程度なので、200ドルを円換算しても条件は満たしており、XM側の手数料はかかりません。
では何で少なくなっていたのかと言うと、
出金先の自分の銀行口座に入金する際に銀行側の手数料で引かれたものになります。
これは銀行によって金額が異なりますので一概には言えませんが、僕の場合は2500円ほど引かれていました。
※2021/08/13現在では40万円未満の出金は2500円の手数料が発生します。
銀行送金による出金の際はそのような手数料も考えて行った方がよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回自らXMTradingで銀行送金による出金・入金の「Local Bank Transfer」を行って分かったことをまとめると、
入金
- 正常に入が出が来ました
- 送金者の名前を正しく行わないとすぐに入金されない
- 正しく送金できている且つ銀行の営業時間内であれば、30分かからずにMT4・MT5の残高に反映されることもある
- 手数料を気にするのであれば1万円以上で入金
出金
- 正常に出金が出来ました
- 入金ほどの速さではないが振込先銀行が営業時間内であれば当日にお金が届く可能性がある
- 40万円未満の出金の場合は2500円の手数料が発生する
- 40万円以上で出金しても振込先銀行側の手数料はかかる可能性もある
こんな感じかと思います。
文章にすれば当たり前のようにも感じますが、信憑性がなかったので今回自分で検証を行ってみたものです。
結論はXMTrading公式サイトに書いてある通り、むしろタイミングが合えばそれより早く対応が終わることが分かりました。
今回は送金方法として一般的な「Local Bank Transfer」でどちらも検証しましたが、入金についてはOnline Bank Transfer(オンライン銀行入金)やクレジットカードの入金のほうがスピーディーであることは間違いありません。
この検証でこれからXMTradingを利用しようとしている、またはこれから入金出金を考えている方の参考になれば幸いです。