XMTradingKIWAMI極口座超入門!スプレッドが狭い海外FX爆誕

XMTradingにスプレッドが狭く、スワップポイントがないという斬新な口座タイプが誕生しました。
その名も「KIWAMI極口座」。
XMTradingKIWAMI極口座はスワップポイント無し、海外FXなのにスプレッドが狭いという他にはない特徴を持っています。
スタンダード口座やマイクロ口座に変わる第3の特徴を持った非常に興味深い口座となっています。
Zero口座はデメリットが大きく、個人的には使えない口座でした。
極み口座はポジションを長期で持ちたい方や、ボーナスなどの誘惑に困っている方にはうってつけの印象です。
ドル円やポンド円など主要通貨ペアはもちろん、仮想通貨も取引可能です。
ここでは、KIWAMI極口座の実際の仕様や、注意しとかなければいけないことを書いていきます。
すでにXMTradingで口座を持っている方も持っていない方も、良ければ読んでいってください。
目次
KIWAMI極口座のおススメポイント
まずはKIWAMI極口座がどのようなトレーダーに向いているか、向いていないかについて解説します。
詳しい解説はこの後やっていきますが、まずは要点をざっくりお伝えします!
- スタンダード口座でXMP・スプレッド・スワップポイントを言い訳に負けてしまいがちなトレーダー
- 日をまたいで長期でポジションを持つトレーダー
- いろいろ面倒なボーナスはいらないから狭いスプレッドでトレードしたいトレーダー
- 通貨ペアも仕様もシンプルなほうがいい
- スワップポイントで儲けたいトレーダー
- ボーナスをもらうほうがお得な通貨ペアを使っていて、多少面倒でも構わない方
KIWAMI極口座はいろんな意味で誘惑を断ってくれる口座です。
取引開始したときの自分の計画をより実施しやすくしてくれる精神的メリットが大きいと僕は思いました。
僕は今までスタンダード口座を利用していましたが、以下のような妥協というか甘えというか、
- ボーナスに交換できるXMPは10分以上ポジションを持たなければいけないからもう少し決済を我慢しよう・・・
- スプレッドが広いからその分の回収したいからと、なかなか利確・損切ができない・・・
- スワップポイントがプラスだからポジションを宵越ししてしまおう・・・
僕はこういった予定外の取引を行うと、想定以上の損失になってしまう経験が非常に多いです。
余計なことを考えずに取引前に考えたプランを実行しやすい点は、結果的に損失縮小につながるので、XMTradingを利用するうえで非常にメリットを僕個人は感じました。
次に、KIWAMI極口座はなんと言ってもスワップポイントの制約を一切受けないことが最大のアピールポイントです。
スキャルピングトレード(数分など短時間で取引を終える方)や日をまたがないデイトレード(数時間の取引を行う方)にとっては関係のない話ですが、スウィングトレード(数日以上ポジションを持つ方)などの長期保有トレーダーにとってはこのスワップポイントがネックだったと思います。
スワップポイントがもらえるならまだしも、スワップポイントは基本的にマイナスな通貨ペアが多いので、悩みの種ですよね。
XMTradingが指定した主要銘柄のみ対象ではありますが、
- USDJPY(ドル円)
- EURJPY(ユロ円)
- GBPJPY(ポンド円)
- EURUSD(ユロドル)
こういった通貨はKIWAMI極口座ではスワップポイントを一切支払う必要がなくなります!
逆にスワップポイントがもらえる通貨ペアもあるかと思いますが、その場合は残念ながらもらうことはできません。。。
スワップポイントがプラスの通貨ペアを取引したい場合はスタンダード口座やマイクロ口座など一般的な口座を開設したほうがいいでしょう。
次にKIWAMI極口座はスプレッドが狭いということです!
スタンダード口座やマイクロ口座の半分以下の通貨ペアも結構あります。
注意してほしい点としては、XMTradingではスプレッドは固定ではなく変動性となっています。
つまり、0.6pipsの時もあれば、2.0pipsの時もあるということです。
基本的にXMTradingのスプレッドは平均値と呼ばれる数値に収束することが多いです。
XMTrading公式サイトではスプレッドの平均値を確認できますが、個人的な経験から言うとこのスプレッドの平均値に収まることはほぼないです。
通常でも0.1~0.5pipsくらい多い印象です。
どの口座でも、市場の開場・閉場や指標発表などの価格変動が激しいタイミングではスプレッドが広がるのですが、通常でも平均値よりやや広い印象です。
そういったことを加味すると、結果的にスタンダード口座やマイクロ口座で取引しまくっているほうが、むしろスタンダード口座やマイクロ口座でもらえるボーナスが多いこともあります。
この手の計算は結構面倒で、ここで説明するととんでもない文字数になってしまうので、簡単に言えば、
- ポジション保持が10分以内のスキャルピングトレードがメインの方
- スワップポイントがマイナスの通貨ペアを長期保有したい方
- ボーナスなど面倒な制約や特典を無視してシンプルに取引したい方
上記に当てはまることが多い方はKIWAMI極口座のほうが良いかと思います。
XMTradingで取引をこれから行っていくという方にとっては、ボーナスの付与システムを理解しなくても、もともとスタンダード口座やマイクロ口座の初期のコストより安くあがるKIWAMI極口座開設したほうがよいといえます。
簡単に言えば、他の口座タイプよりシンプルなので仕様の確認も他に比べたら楽な印象です。
ではここからはそれぞれの項目の詳しい解説を行っていきます!
KIWAMI極口座はスワップポイントがない!
KIWAMI極口座はスワップポイントと呼ばれる金利差を受け取ったり、支払ったりすることがありません(スワップフリー)。
良くも悪くも、スワップポイントポイントを無視しているというのがKIWAMI極口座の最大のポイントです。
これは他のFX会社にはなかなかない、極口座の面白い特徴です。
- USDJPY(ドル円)
- EURJPY(ユロ円)
- GBPJPY(ポンド円)
- EURUSD(ユロドル)
など有名な通貨ペアはKIWAMI極口座で取引すると、基本的にスワップポイントはありません。
スワップポイントなしということは、支払う必要があった通貨ペアは支払わなくてよくなるので、かなりのコストカットにつながります。
長期で保有したい通貨ペアがあるのに、スワップポイントの支払いが多く、断念せざるを得なかったシチュエーションは今まで僕もかなりありました。
2023年7月現在ですと、今後のドル高はいつかドル安になるから、ショートでずっと持っていたいけどスワップポイントが・・・みたいな状況です。
逆にスワップポイントがプラスで推移している通貨ペアを取引している方にとっては本来もらえるスワップポイントがもらえなくなってしまうため、KIWAMI極口座で取引するメリットはありません。
スワップポイントが欲しい場合は他の口座タイプで取引したほうがいいです。
注意点としては、これはすべての通貨ペアが対象というわけではなく一部の主要通貨ペアが対象となります。
詳細はXMTradingのホームページで確認してみてください。
KIWAMI極口座はスプレッドが狭い!
KIWAMI極口座はスタンダード口座やマイクロ口座に比べてスプレッドが狭いです。
通貨ペアによっては、スタンダード口座の入金ボーナスや取引でもらえるXMPのボーナス交換を加味してもKIWAMI極口座のほうがコストカットできるものもあります。
例として有名な通貨ペアのスプレッドで比較しました。
▼USDJPY(ドル円)
- スタンダード口座:1.6pips
- KIWAMI極口座:0.7pips
▼EURJPY(ユロ円)
- スタンダード口座2.3pips
- KIWAMI極口座:1.2pips
▼GBPJPY(ポンド円)
- スタンダード口座3.6pips
- KIWAMI極口座:1.4pips
ポンド円は明らかにKIWAMI極口座のほうがコストカットにつながるかと思います。
ちなみにXMTradingのスプレッドは変動性となっており、上記の数値は平均の値となります。
通常はほぼほぼ平均値で推移しますが、指標発表など価格変動の激しい場面や閉場時・開場時ではスプレッドが平均以上に開くことがありますので、ご注意ください。
日本などの狭いスプレッドと比較すると、これでも広いように見えますが、高レバレッジやゼロカットによって追証がないという安心感も加味すると、個人的には十分な印象があります。
ドル円はスタンダード口座やマイクロ口座のボーナス付与を考慮すると、KIWAMI極口座で取引しないほうがコストカットにつながることもあります。
その理由はこの後の「ボーナス付与」関連で詳しく解説しています。
KIWAMI極口座はスプレッドが狭くても取引手数料なし!
XMTradingにはZero口座と呼ばれる、スプレッドが日本並みに狭い口座があります。
しかしZero口座は他3口座タイプにはない取引手数料が存在し、結局そこまでのコストカットにつながらない結果でした。
KIWAMI極口座はその取引手数料が発生しません。
単純にコストとして発生するのはスプレッドのみとなります。
KIWAMI極口座もレバレッジ最大1000倍!
KIWAMI極口座もレバレッジは最大1000倍まで設定可能です。
Zero口座だけは最大500倍となります。
レバレッジ1000倍スタンダード口座やマイクロ口座と同様に有効証拠金が合計2万ドルまでとなります。
※複数口座で取引している場合はすべての口座の合計金額で計算されます。2万ドルを超える場合はレバレッジは最大200倍に制限されます。
最大レバレッジが1000倍というのは非常に魅力的ではありますが、同時に非常に高いリスクも伴います。
レバレッジ25倍とは比較にならないくらい、資金に負荷がかかることがあります。
XMTradingではレバレッジの倍率設定は任意ですので、1000倍でなくても100倍や25倍、1倍なども設定できますので、自身の投資スタイルに応じて設定しましょう。
ゼロカット(マイナス残高リセット)もされます!
KIWAMI極口座ももちろんゼロカット制度が採用されています!
【簡単】3分でXMTradingのゼロカット(マイナス残高リセット)を最短解説!
なので、商品の急激な価格変動によって残高がマイナスになったとしても、追加証拠金(追証)を用意する必要はありません。
ゼロカットは自動でも実施されますが、非常に不定期なので追加で入金(または他口座から資金移動)が現実的です。
マイナス残高に入金したからと言って、入金したお金が差し引かれることはありませんのでご安心ください。
ゼロカットの詳細はこちらの記事を読んでいただくとより理解できると思います。
【詳解】XMTradingゼロカット(マイナス残高リセット)の真実!
KIWAMI極口座はボーナス付与対象外です・・・
KIWAMI極口座はスプレッドが狭い分、ボーナスの付与対象ではありません。
これはXMTradingで開設可能なZero口座と似たような仕様です。
初回の口座開設ボーナスだけは利用できますが、他のボーナスに関わる特典が得られません。
- 入金ボーナス
- ロイヤルティポイント
- マイロイヤルティステータス
一定額まで入金額に応じてもらえる入金ボーナスや、取引ごとにもらえるXMPをボーナスに交換できるロイヤルティポイントの付与、XMPの付与に関わるランクのマイロイヤルティステータスがすべて無効になっています。
特にマイロイヤルティステータスは、取引をすればするほどランクが上がり、XMPが多くもらえます。
必然的にもらえるボーナスも多くなり、マイロイヤルティステータスのランクが最大になると、「スプレッド – 獲得ボーナス」がKIWAMI極口座のスプレッドよりお得になる通貨ペアも存在します。
なので、スワップポイントと無縁なスキャルピングトレードやデイトレードに関しては、ボーナス付与対象であるスタンダード口座やマイクロ口座のほうが結果的にお得になるケースもあります。
▼KIWAMI極口座の場合
平均スプレッドは0.7pips=700円
▼スタンダード口座やマイクロ口座の場合
平均スプレッドは1.6pips=1600円
XMP交換による最大獲得ボーナスは20XMP÷3×120=800円
1600円-800円=800円
800円-入金ボーナス=700円以下になることもある
本気でコストカットをしていきたい方はこういった計算をしたうえで、KIWAMI極口座で取引するかを考える必要もあります。
しかし、XMPを上記のように最大限獲得するためには取引日数が100日を超える必要があるので、そうでない場合はKIWAMI極口座で取引したほうがいいことが多いです。
XMTradingマイロイヤルティステータスが最高ランクEliteになるまでの経緯を解説
XMPの計算方法は初心者のかたには訳が分からないかと思います。
計算方法など詳細を確認されたい方は以下の記事を参照ください。
XMTradingのXMPとマイロイヤルティステータスの関係性を解説
KIWAMI極口座の注意点
KIWAMI極口座を利用するうえで僕が気付いた注意点は以下のようなものがあるかと思います。
①通貨ペアは最後に「#」がついているものを使用すること
MT4・MT5では各口座タイプごとに使用できる通貨ペアの名称が異なります。
- スタンダード口座:特になし(例:USDJPY)
- マイクロ口座:最後に「micro」がつく(例:USDJPYmicro)
- Zero口座:最後に「.」がつく(例:USDJPY.)
- KIWAMI極口座:最後に「#」がつく(例:USDJPY#)
MT4・MT5で異なる口座タイプにログインしなおすと、表示しているチャートの通貨ペアと口座タイプの相違が発生することがあるので、ご注意ください。
②ボーナス付与の対象外
上でも書いていますが、KIWAMI極口座は基本的にボーナス付与の対象外です。
入金時にもらえるボーナスや、取引で獲得できるXMPも付与対象ではありません。
XMPはボーナスに交換できるポイントですが、これももらえないので、実質てきに利用可能なボーナスは初回口座開設時のボーナスのみとなります。
Zero口座と同じです。