XMのログインセキュリティを強化する「2段階認証機能」とは?を解説

大金を扱うFX取引において第三者の不正ログイン、不正な出金は決してあってはなりません。
XMTradingではセキュアな環境を構築するために「2段階認証機能」が用意されています。
今回はまだXMTradingで口座開設済みの方、口座開設していない方両方に向けた二段階認証について解説してきます。
目次
XMTrading2段階認証機能で押さえておきたいこと
大事なポイントは以下になります。
- ログインが2段階認証になるわけではない
- 万が一不正にログインができたとしても、ユーザー名義以外の口座への出金はできない
- パスワードを忘れてしまった場合の初期化・再設定の際に2段階認証になる
- 2段階認証は質問形式とOPT認証(ワンタイムパスワード)のどちらかを選択可能
- OPT認証では「Google Authenticator」のアプリを利用する
では、各項目についてもう少し詳しく解説していきます。
ログインが2段階認証になるわけではない
2段階認証を行っても、ログインはMT4/MT5 IDとパスワードのみで変わりません。
2段階認証はパスワードを忘れてしまった場合に必要となります。
仮に2段階認証の設定を忘れてしまった場合でも、会員ページにログインできれば、修正が可能です。
万が一不正にログインができたとしても、ユーザー名義以外の口座への出金はできない
XMの「カテゴリー別よくあるご質問」にもこのように記載があります。
友人・親戚の取引口座へ、またはそこから入出金をすることができますか?
当社は規制された会社であり、第三者からの入出金は一切受け付けておりません。お客様の入金はご自身のみの口座から行われ、出金も入金元の口座に戻すことしかできません
万が一不正ログインされてしまっても、出金先となる口座は該当ユーザー名義の銀行口座のみとなりますので、第三者が勝手に送金できるようなシチュエーションにはそうそうなりません。
パスワードを忘れてしまった場合の初期化・再設定の際に2段階認証になる
XMTradingの2段階認証とは、パスワードを忘れてしまった場合の追加認証機能です。
自身の名義以外は送金できないとはいえ、勝手に口座解約など防ぐ意味でも重要かと思います。
勝手にパスワードを変更されてログインできなくなるなんて事態も考えられますので、セキュアな環境を構築するためにも、パスワード再設定時の2段階認証は必要と言えます。
2段階認証は質問形式とOPT認証(ワンタイムパスワード)のどちらかを選択可能
2段階認証はセキュリティ質問とワンタイムパスワード形式から選ぶことができます。
セキュリティ質問は秘密の質問のようなもので、2022年3月の段階では以下のようなものから選べます。
- 子供の頃に好きだった本は?
- 母親の旧姓は?
- 初めて買ったペットの名前は?
- 出身高校の名前は?
- 好きな映画のタイトルは?
回答は6文字以上25字以内である必要があるので、6文字以上はが無理な場合は、OPT認証のほうが良いかもしれません。
OPT認証はワンタイムパスワード認証の略で、連携した「Google Authenticator」で生成された6桁の数字を入力することで認証されます。
ユーザー名義の情報と紐づいているので、第三者が「Google Authenticator」で生成した数字を入力しても認証されません。
OPT認証では「Google Authenticator」のアプリを利用する
ワンタイムパスワードはGoogle製の「Google Authenticator」というアプリを使用します。
AppStoreやGooglePlayからダウンロードが可能です。
後述しますが、初回設定の際に事前に「Google Authenticator」がインストールされている必要があるので、先に「Google Authenticator」をダウンロード・インストールを行っておきましょう。
XMTrading2段階認証設定方法
まずはXMTrading会員ページにログインします。
2段階認証のリンクは1か所しかなく、画面上の口座タブをクリックすると当該リンクがあります。
プルダウンから認証形式を選択します。
セキュリティ質問はこのような画面になります。
任意の質問を選択し、6文字以上25文字以内で回答を入力します。
口座パスワードも必要です。
OPT認証の画面はこのような感じです。
普通にカメラでQRコードを読み込んでもエラーとなりますので、あらかじめ「Google Authenticator」をインストールし、「Google Authenticator」でコード読込からQRコードを読み込みましょう。
そうすると、「Google Authenticator」で6桁の数字が生成されますので、それを「コードを入力」に入力します。
すると設定が完了します。
実際にパスワードの初期化・再設定を行うとこうなる
パスワードの再設定を実際に行い、2段階認証が機能しているか確認してみましょう。
まず、XMTrading会員ページの「パスワードをお忘れですか?」をクリックします。
そこで口座ID(MT4/MT5 ID)と登録したメールアドレスを入力します。
するとメールアドレスに再設定のメールが届きますので、リンクをクリックします。
すると上記画面のようなページに移りますので、すべて入力します。
2段階認証を設定していない場合は画面下部の質問が表示されませんが、画像ではOPT認証の2段階認証を設定しているので、今回はOPT認証が表示されます。
XMTrading超入門その他の記事はコチラ |