XMTradingでFX取引するときにレバレッジは1000倍と25倍どっちがよいのか

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XMTradingやMT4・MT5に関するちょっとした疑問点を、XMTrading歴4年目の僕が気付いた範囲で記事にしていこうと思います。

実際の仕様や解説を交えつつ、使用した挙動などにも触れていけたらと思っています。

レバレッジとは

レバレッジとはFXを行ううえで必ず知っていく言葉になると思います。

レバレッジとは、自分が今持っている資産を10倍や25倍、1000倍と倍率をかえて取引を行うことが出来るシステムです。

例を挙げて説明します。

仮に今自分の投資に回せるお金が日本円で10万円あるとします。

ドル円を買うとすると、1ドル100円換算で、1000ドル分を買うことが出来ます。

※厳密には余剰証拠金がないと売買不可、またはすぐにロスカットされてしまったり、スプレッドや手数料などもありますが今回はおおざっぱな話をしています。

1ドルが110円になった場合、利益は1000ドル分なので10×1000=1万円となります。

しかし10円も値上がりするにはかなりの長期的保有、ポジション保持が必要となります。

1日で言えば1円動けばいい方です。

つまり、1日で1000円の利益となります。

もっと大きい額、1000万など運用すれば利益は膨らみますが、投資に1000万まわせるトレーダーは少ないはずです。

仮に負けても1000円程度であることがレバレッジの重要なポイントです。

つまり、一般人の投資金額ではFXをノーレバレッジ(1倍)で取引しても、それだけでご飯が食べれる程度の利益にはなかなかならないということです。

逆に損益が多くなったとしてもそこまでのダメージではないということでもあります。

それをトレーダーが損益を補填できる範囲でFX会社が資産残高に倍率をかけ、より損得を増やすシステムのことをレバレッジと言います。

レバレッジ1000倍と25倍の持つ意味とは

上でお話ししたようにレバレッジをかけることでより損得が大きくなります。

それゆえ熱くなってしまいギャンブル性も大きくなってしまう点もあります。

例えば日本ではギャンブル性、または破産、多額の借金を負うような事態を減らすため、レバレッジは最大25倍に制限されています。

これはFX会社を倒産から守るという意味合いも少なからず込められています。

また日本ではゼロカット、マイナス残高リセットと言った補填が法律で禁じられているため、市場の暴騰落によってトレーダーが被った損益はトレーダー自身が補填しなければなりませんので、レバレッジ25倍と言えども投資金・資産次第では目も当てられないことになる可能性もあります。

では1000倍はどうかというと、レバレッジ25倍の40倍です。

XMTradingではマイナス残高リセットの制度があり、口座に入金した以上の損失を被ることはありませんが、入金した残高は運用次第では一瞬で消えてしまうこともあります。

利益を得た際の金額も大きくなりますが、リスクを無視することは出来ません。

XMTradingではレバレッジをかけないことも可能です。

レバレッジを掛けなければ余程大きな変動がない限りある程度身の丈にあった損益で済みますが、レバレッジを掛けると身の丈に合わない損益が出てしまう可能性があります。

XMTradingではマイナス残高リセットがあるので元金以上の負債はありませんが、元金を失ってしまう大きなリスクは常にあります。

レバレッジを掛けるとそのリスクが飛躍的に上昇してしまうのです。

レバレッジ1000倍はハイリスクハイリターンです。

リスク管理を行ったうえで、自分はレバレッジをかけるか否かから考えてみるといいでしょう。

ちなみに僕はXMTradingではレバレッジは1000倍をかけています。

ただし入金する金額を抑えたりすることでリスク管理を行っています。

投資金を失うリスクはFX会社・国・通貨問わず共通ですので、XMTradingだからと言ってそれがなくなるわけではないことを忘れないようにしましょう。