XMTradingで使えたり使えなかったりする両建てってなに?その理由も分かりやすく解説
FXを行っていて両建てと言う言葉をよく聞くかと思います。
両建てとは買いと売りを両方することです。
XMTradingでは両建てを行って良い場合と行ってはいけない場合があります。
知らないで「あれ?これだったら簡単に儲かるじゃん」と思うと口座凍結や利益没収なんてことにもなりかねません。
理由は至極真っ当なことです。
両建ての意味から、行って良いケース・行ってはいけないケース、その理由までざっくり説明します。
両建てってナニ?
まずは両建ての意味からざっくり説明します。
言葉の通りで両方、つまり買いと売りの”両方”の取引を”建てる”と言うことです。
こうすることで何が起きるか?
これ以上損をしなくなりますw
仮に両建てをしたとして価格がぐーんと暴騰したとします。
売りだけのポジションを持っていたら大損ですが、買いポジションも同じ金額取引していたら売りで大損した分買いで儲けているのでプラスマイナスゼロになるのです。
つまり、どんだけ価格が動こうと利益はありませんが、損もない、これが両建てです。
XMTradingで行って良い両建てのケース
XMTradingで両建てを行って良いのは上に書いたような同一口座で両建てを行った場合です。
同金額の両建てをしてもトレーダーは損しかしませんし。。。
なんでプラスマイナスゼロなのに損をするか?上ではプラスマイナスゼロと書いてるじゃん?
確かに価格の変動では同金額買い売りでポジションを持っていればそれ以上勝ちも負けもしませんが、FXにはスプレッドがあります。
スプレッドとはポジションを持った瞬間に発生する手数料、いくらそこから負けないとは言っても手数料は払わないといけないので嫌でも負けてしまうんです。
でもここで僕は悪知恵が働きます。
「じゃあゼロカット制度を利用して複数口座で売りと買いを持てばどうなる?」
この方法がXMTradingで禁止している両建てになります。
XMTradingで行ってはいけない両建てのケース
XMTradingでは複数口座で両建てを行うことを禁止しています。
理由は簡単です。めちゃくちゃ勝ててしまうからです。
仮に2万円ずつAとBの口座に残高があるとします。
ここでこのあとドル円の経済指標の暴れん坊将軍こと「アメリカ雇用統計」があるとします。
一瞬で1円動く時もある月一のビッグイベント。
このときにAは買い、Bは売りで注文します。
条件は同じレバレッジ最大888倍のスタンダード口座、1ロットです。
(証拠金は大体1万数千円程度、今回は指標発表前にロスカットされなかったとします)
そして運命の時。
予想より良く価格が1円一気に上がりました。
Aは一瞬で10万の利益、Bは一気に証拠金が消え失せロスカット。
・・・!
そうです。利益は利益なので当然手に入りますが、Bのロスカットされたマイナス分はXMTradingのゼロカット制度により0円に戻るのです。
つまり2万円以上損した場合はもう一つの口座が2万以上プラスになり、さらには0円以下はゼロカット制度でチャラになる。
2万以上(プラススプレッド込みで)の損益で絶対プラスになっちゃうのです。
負けてもスプレッド分程度しか負けない、まさに鉄板のような取引方法です・・・
ダメに決まってますよねwwwwwww
会社だけが損をするこんなシステムを許す訳がありません。
なのでXMTradingでは複数口座間での両建ては禁止なのです。
これを行うと相当悪質なので口座凍結、利益の没収、裁判沙汰にすらなるかもしれないので気を付けてください。
ちなみに他FX会社との複数口座で両建てを行うことも禁止です。
どうせバレないでしょと言って行ってしまうとバレた時にあなたの人生はめちゃくちゃになるので絶対にやめましょう。