【XMTrading】MT4・MT5で買いラインと売りラインを両方表示させる方法とは?

初めてMT4・MT5を使うと、チャート上に売りのラインしか表示されておらず、買いのラインも表示させたいと思うことがあると思います。
今回はXMTradingで利用するプラットフォーム、MT4・MT5で買いラインと売りライン両方を表示させる方法を解説します。
MT4・MT5の買いライン売りラインについて
まずは今回お話しする買いライン(ASK)と売りライン(BID)についてざっくり解説していきます。
取引の際に現在の金額がいくらですよっていうのがMT4・MT5だと気配値表示やチャート左上のワンクリックトレーディングで確認することができます。
画面上ではローソク足などがチャート上に表示されています。
デフォルトだと、チャート上に横に直線で引かれているライン売りの価格になります。
過去のチャートにまで伸びているので、現在の価格の状況ですとか様々なインジケーターとかを視覚的に確認することが出来ます。
MT4・MT5ではデフォルトでは売りラインしか表示されておりません。
買いラインを表示させることで現在のスプレッドがどの程度の広さなのかなどを目で確認したい場面があるかと思います。
FXで通貨を買う場合は買い(ASK)の価格ではなく、売り(BID)の価格からスタートします。
逆に通貨を売る場合は売り(BID)の価格ではなく、買い(ASK)の価格からスタートします。
ちょっと損をしている感じになりますが、これがいわゆるスプレッドと呼ばれるものです。
簡単に言えばFX会社の儲けとなります。
FX会社も慈善事業ではないので、このような部分から利益を得ていくことになります。
トレーダーにとっては、買いと売りの線を両方表示させることで今のスプレッドがどの程度なのかを目視で確認することできるのです。
※XMTradingではスプレッドは変動します。価格の変動の激しい重要指標発表前や週初めなどはスプレッドの幅が広がることが多いのでご注意ください。
では、買いラインの表示方法をこれから説明していきます。
手順は非常に簡単です。
MT4・MT5買いライン(Askライン)の表示方法
では買いラインを表示させましょう。
忙しい方のために早見表を作成しました。
細かいことは下で解説しています。
MT4での買いライン表示方法
- 表示させたいチャートを選び右クリック
- 「プロパティ」をクリック
- 「全般」タブをクリック
- 「Askのラインを表示」にチェックを入れて「OK」で終了
MT5での買いライン表示方法
- 表示させたいチャートを選び右クリック
- 「プロパティ」をクリック
- 「表示」タブをクリック
- 「買いラインを表示」にチェックを入れて「OK」で終了
買いライン・売りライン表示の解説
では細かい部分にも触れていきながら解説していきます。
少し見にくいかもしれませんが、売りラインが下の線、買いラインが上の線になります。
MT4・MT5では売りラインはデフォルトで表示されていますが、買いラインは表示されていません。
MT4・MT5それぞれ若干違いますが、まずは表示させたいチャートを選び右クリックします。
そうすると下に「プロパティ」があるのでそこをクリック。
そうするとMT5だと「表示」、MT4だと「全般」のところに表示の有無の記載があります。
ここで前もって話しておきますが、このプロパティ画面でBidラインとAskラインという表記があります。
これはBidが売りと言う意味で、Askが買いと言う意味になります。
MT5では「表示」の所の、「買いラインを表示」にチェックを入れれば表示されます。
逆にチェックを外せば線は消えます。
ちなみにMT5では、「売りラインを表示」のチェックを外すことで、売りの線も消すことも可能です。
MT4では「全般」の「Askのラインを表示」にチェックを入れれば表示させることが出来ます。
MT4とMT5と違うところはMT4は売りの線は消せない(チェックを外すところがない)点です。
ちなみにMT5では色の変更も出来ますが、MT4だと売りの線は色の変更も出来ません。
MT4のほうがちょっとだけ不自由ですね。
まとめ
これで買いラインと売りラインの両方を表示させることが出来たと思います。
これで分かりやすくなったかと思いますが、デイリーチャートなど価格範囲が大きいチャートの場合は2つの線がかぶり合って若干汚い絵になることもあります。
なので皆さんの見やすいようにオンオフを適宜使い分けてもらえたらと思います。
また、このプロパティの画面でチャートのデザインを色々調整することが出来ます。
例えば、カラー(MT4だと色の設定)で自分の見やすいように色の変更も出来ますし、グリッド線が邪魔ならここから消すことも可能です。
買いラインや売りラインの色設定も可能です(MT4では売りラインの色変更はできません)。
今回は一例で買いラインの表示方法を説明しましたが、自分でMT4・MT5をいろいろいじって見やすいチャートを作っていただければと思います。