2021年XMTradingの不正ニュースについてをXM利用者視点で確認していく記事

2021年1月10日、あるサイトにこのような見出しの記事が掲載されました。
「XM、ハイローなど5社が日本向けに不正価格操作していたことが判明」
XMTradingに関する情報を提供している当サイトとして、またXMTradingで取引するいちトレーダーとして、何が正しいのかを今分かっている限りの情報をもとに確認していこうと思います。
[最終更新日:2021/01/27]XMTradingの不正ニュースについて
僕自身はXMTradingからのメールが届くまでは知りませんでした(メールについては後述)。
そのサイトを検索するとこのような記事が表示されました
誤った情報の可能性もあるため、画像では該当サイトの確認をしづらく編集しております。またURLも掲載いたしません。
このような記事が確認されました。
これが事実ならば、XMTradingは信用に欠ける企業となります。
記事の内容としては、FX会社として有名なXMTrading、ハイロー、タイタンFX(TitanFX)含む5社が日本向けの為替取引の取引価格を共同で調整しているという内容でした。
プロジェクト名は”project HARAKIRI”と呼ばれ、日本人トレーダーに向けて行われていたということです。
また情報の出所がウィキリークス(WikiLeaks)となっており、リアリティがあります。
これは事実なのか、僕なりに調べてみました。
この記事はフェイクニュースの可能性が高い
結論から言えば、この一連のXMTrading不正ニュースは01/26現在ではフェイクニュースの可能性が高いです。
まずXMTradingから01/26にこのようなメールが届きました。
重要なお知らせ – 虚偽の情報につきまして大切なお客様、及びパートナー様 ,
平素は弊社をご利用頂き誠にありがとうございます。
オンライン上において、
弊社の信頼を損ねる記事の掲載を確認しています。 誰もがブログや記事を投稿することが可能な昨今においては、
すべてのサイトの信頼性、 及び情報源を見極めることが非常に重要となっております。 該当記事の内容は、 事実無根 でございます。
一方的に虚偽の内容を喧伝することは、
断じて許される行為ではありません。また、このような行為には、 誠実な意図はなく、 弊社がお客様やパートナー様と分かち合ってきた信頼性を損ねる行 為に他なりません。 弊社といたしましては、信頼性を保護するために、
虚偽の内容の喧伝には、 あらゆる適切な措置で対応していく所存でございます。 該当記事によって、ご心配をお掛けしました皆様には、
深くお詫び申し上げます。 弊社は、お客様、
及びパートナー様と築き上げた信頼関係の維持に努めて参りますの で、今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
XMTradingのトレーダー向けメールより
XMTradingは企業としてこのニュースを完全否定しています。
もし仮に虚偽のアナウンスを行えば、このことが事実であった場合にXMTradingは再起不能なまでに顧客から信用を失うことになります。
このようなアナウンスをおこなったということは、XMTradingのオフィシャルなアナウンスはそのような事実はないということを発しています。
嘘をつくリスクはかなり大きいのである程度は信用ができるかと思います。
しかし、これは当事者の意見であり、これだけでは証拠もなく信用できないのも事実です。
もう一つの理由としてこのニュースを掲載したサイトが怪しいということです。
怪しい部分が一つだけではなく、結構あるので箇条書きにしてみました。
- 最近開設されたサイトのようで記事数が非常に少ない
- そもそも該当サイトの情報量が弱く、信ぴょう性も今のところない
- ウィキリークス(WikiLeaks)でXMTradingの記事を検索してもヒットしない
- XMTradingに関係ないFX関係のSNSでもこの記事が事実ではないという内容が多い
- 他のFX関連のサイトでもニュースになっていない
ざっとこれくらいありました。
発端のサイト以外で取り上げている有力なサイトがないってのも信ぴょう性のなさのあらわれかもしれません。
僕個人の考え
なので今の情報を総合するにXMTradingがクロというには証拠が少なすぎるというのが僕個人の考えです。
第一、XMTradingでそのような不正を受けた感覚は取引をしている際もまだ僕自身は感じたことがありません。
手口が巧妙であればわかりませんが、実際はどうなのでしょうか。
僕はいまのところはXMTradingを信用して取引を続けますが、今後もこの騒動について調べていこうと思います。
また何か進展があれば当サイトでも忖度なく書いていこうと思います。