海外のFX会社XMと日本のFX会社の違いざっくり比較表【2018年度版】

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FX会社によって、または国によってFXのサービスの内容や質は異なります。

ここでは海外のFX会社XM(エックスエム)と日本FX会社がどのような違いがあるのか比較して、違いが大きいものをメインに表にしてまとめてみました。

レバレッジ、マイナス残高リセット、税金、ボーナスなどざっくりと違いを書いてみました。

XMと日本FX会社の違い早見表

まずは一覧にしたので参考にしてみてください。

例としてXMはスタンダード口座を挙げています。

日本FX会社は一例として挙げています。詳細を確認したい方は各々ぐぐってください。

全て個人のトレーダーとして口座開設する場合で書いています。

  XM 日本FX会社
スプレッド※1  1.8  0.3~
レバレッジ 最大888倍 最大25倍
追証 なし あり
マイナス残高リセット あり なし
ボーナス あり なし
デモ口座 あり 一部あり
通貨ペア数 57 10~50など様々
税金※2 累進課税制 申告分離課税+α
入金方法 クレジットカード入金

海外送金など

銀行送金がメイン
出金方法 海外送金など 銀行送金がメイン
約定拒否 ほとんどなし ほとんどなし
問い合わせ ライブチャット

メール

電話応対

メールなど

※2 ドル円の場合、1ロット、単位は銭またはpips

※2 税金の項目は例として日本にしています

XMのスプレッドは日本のFX会社に比べて広め

日本国内の最安値付近のスプレッドと比較すると6倍も違います。スプレッドだけで言えば圧倒的に日本国内のFX会社の方が安く済みます。スプレッドは広いですが、ゼロカット制度やボーナスもあります。追証が発生しないというメリットでこの広めのスプレッドを許容しきれるかの判断はトレーダーによるかと思います。ちなみにXMのZero口座はスプレッドが0.1しかありません(その代わり手数料がかかります)のでそちらも視野に口座開設を考えてみてもよいかもしれません。

XMはレバレッジ最大888倍

日本ではレバレッジが最大25倍に制限されています。これは2018年にさらに10倍?!に制限されるかもしれないとニュースやネットなどで話が挙がってますね。その真偽は不明ですが、現在は最大25倍まで日本のFX会社で取引を行うことが可能です。高レバレッジはハイリスクハイリターンなのです。追証が発生する日本では尚更高レバレッジによって多額の負債が発生する可能性があります。それを防ぐために25倍までなのですが、XMではゼロカット制度などがあり、追証が発生ません(後述)。元金を失うリスクはありますが、追証は気にすることなく最大888倍の高レバレッジで取引ができます。

XMはゼロカット制度により追証なし

XMには追証が存在しません。追証とは、残高が取引によってマイナスになってしまった場合、それはトレーダーの借金となり、FX会社から請求されるものです。XMではゼロカット制度というものがあり、残高が仮にマイナスになってもある程度待てば残高が0に戻ります(一部例外あり)。ゼロに戻るということはつまり追証が発生しないことを意味します。つまり、むかし日本で話題になったFXで借金数千万ということにはならないということです(借金して投資している方は別ですよ)。あくまで追加の証拠金、追証が発生しないだけで入金した元金は全て失うリスクはあるのでお忘れなく。

外FXの特徴であるボーナス

日本のFXにない特徴として最後にボーナスというモノがあります。ボーナスとは実際には残高には反映されず出金もできませんが、証拠金として実際の取引に利用できます。仮に残高1万円とボーナス1万円あった場合、残高の1万円分を取引で負けて本来なら強制ロスカットされる場面でもボーナスの1万円があるのでそのままポジションを保持し続けることが可能になります。また、ボーナスは単体でも取引可能なので、極論入金しなくても取引ができるのです。もちろん利益を得て残高がプラスになった場合はプラス分は出金することも可能です。このボーナスは取引をするたびにもらえたり(XMPという形で受け取りますがボーナスに変換が可能なものです)、入金すると入金分の金額分ボーナスが貰えたり(100%ボーナス付与は500米ドルまで)、初めて口座開設した際は3000日本円分のボーナスをもらうことが出来たり、様々な場面で貰えるので有効に活用すればとても便利なものになります。

日本と海外の税金の違い

この話を書くと長くなるのでざっくり書くと、日本でFXでの所得を得た場合と海外で得た場合とでは税の区分が違います。FX所得を支払わなければならない人は自営業以外の仕事をしている方は年20万以上の雑所得があった方、自営業の方、又は自営業以外でも年2000万以上の所得がある方、最後に所得がない方でも年38万以上の雑所得がある方が対象です。それ未満の雑所得は課税対象外です。日本のFX会社の利益では申告分離課税の対象となり、大体一律20%程度の課税ですが、海外FXでの利益は累進課税、儲ければ儲けるほど税率も上がるというモノです。年330万までは申告分離課税と同じ、または安かったりしますが、それ以上は海外での課税率の方が大きいです。

入金方法

日本のFX会社は主に銀行送金になります。通常の銀行送金だと送金を確認次第、諸手続きを踏むため若干時間がかかりますが、一部のFX会社では即残高に反映されるようなシステムを構築している会社もあり、そこまで時間がかかる印象はないかと思います。XMは本社が海外にあるFX会社なので銀行送金での残高反映は日本国内で行う銀行送金よりどうしても遅くなってしまいます。しかしその代わりにXMではクレジットカード入金というモノがあり、クレジットカード支払いという形で入金すると瞬時に残高に反映されます。これによって入金のタイムロスを防ぐことが海外のFX会社ながら可能です。しかし出金時はマネーロンダリングの観点で現金化させないようにまずはクレジットカードに返金扱いで入金され、返金後の余剰金が銀行送金で可能になります。クレジットカード返金がすでに支払い済みまたは入金が古く出来なかった、又は入金を銀行送金で行っていた場合はいきなり銀行送金で出金可能です。

問い合わせ

日本では電話対応してくれるFX会社が多いかと思いますが、さすがにXMは海外に本社を置くFX会社なので電話応対はしていません。ここは少し不便ですね。ただ、日本語対応のライブチャットが平日は可能で、そこで電話には劣りますがさほど時間をかけずに問い合わせが可能です。日本人スタッフが常駐しているので英語が出来なくてもなんの問題もありません。