XMTradingのスタンダード口座でレバレッジ毎にどの程度の必要証拠金を用意すればよいのか、いろいろ計算してみました。
取引するロット数や、レバレッジ、口座によって準備する投資額なども変化していきます。
自身のトレードスタイルに応じて、どの程度の軍資金が必要なのか目安にしていただければと思います。
今回はXMTradingで取引する上で最も標準的な口座であるスタンダード口座での必要証拠金について解説してこうと思います。
スタンダード口座での最大レバレッジ888倍では1ロットどの程度証拠金が必要なのか、最小ロット数ではどうなのかなど検証していきます。
XMTradingのマイクロ口座やZero口座については、以下の記事で解説しておりますので参考にしてください。
XMTradingのマイクロ口座でレバレッジ毎にどの程度必要証拠金が必要なのか計算してみた
XMTradingのZero口座でレバレッジ500倍にしたときの必要証拠金をいろんなロット数でざっくり計算してみた
レバレッジの計算方法(初心者向け)はこちらを参照してください。
XMTradingのレバレッジ888倍で必要な証拠金を様々なロット数で計算してみた
※この記事では、ドル円での取引についてを例にしています。
そして計算上、1ドル110円を基準に話を進めていきます。
レバレッジ888倍の必要証拠金はどのくらい必要?
まずレバレッジですが、スタンダード口座は最大888倍まで可能となります。
888倍ではどの程度の証拠金で取引が可能なのか、実際に計算してみました。
スタンダード口座の基本通貨は1ロット10万通貨になります。
レバレッジ888倍、1ロットを取引するためにはどの程度軍資金が必要なのでしょうか?
110円(1ドル辺りの日本円金額) × 10万(基本通貨1ロット分) ÷ 888(レバレッジ) = 約12387円
上記の計算の意味をざっくり解説していきます。
まず1ドルあたりの日本円を基本通貨1ロット分に相当する10万ドル分で掛けます。
今回はレバレッジ888倍を利用しているので、用意する軍資金は888分の1となるため、888で割ります。
そうするとスタンダード口座で1ドル110円、1ロットを取引しようとするときに、いくら必要証拠金が必要になるかが分かります。
888で割っているので端数が出てしまいますが大体これくらいという認識でよいかと思います。
また価格は高くなったり安くなったりしますので、あくまでこのくらいの金額ということになります。
レバレッジ別の必要証拠金
ここからはレバレッジ別にどの程度金額が必要かを見ていきます。
スタンダード口座はレバレッジ最大888倍ですが、それ以下のレバレッジに設定することももちろん可能です。
ここではXMTradingのスタンダード口座で設定可能なレバレッジ、すべての1ロット分の必要証拠金を書いていきます。
※1ドル110円の場合
888倍 → 約12,387円
500倍 → 22,000円
400倍 → 27,500円
300倍 → 36,666円
200倍 → 55,000円
100倍 → 110,000円
66倍 → 166,666円
50倍 → 220,000円
25倍 → 440,000円
20倍 → 550,000円
15倍 → 733,333円
10倍 → 1,100,000円
5倍 → 2,200,000円
3倍 → 3,666,666円
2倍 → 5,500,000円
1倍 → 11,000,000円
こんな感じです。
レバレッジを最大500倍にすれば1万と少し、レバレッジを使わないと1100万円必要にあることが分かります。
ロット数毎の必要証拠金
次にロット数で用意する必要証拠金はどの程度変わるのかを見ていきます。
スタンダード口座であれば、取引出来るサイズは最小0.01ロットから最大50ロットまでになります(1回の取引・チケットに対して)。
今回はスタンダード口座の最大レバレッジ888倍と、レバレッジ適用無しの場合、そして日本国の個人投資家の最大レバレッジ25倍、Zero口座の最大レバレッジ500倍を計算してみました。
ロット | 500倍 | 1倍 | 25倍 | 888倍 |
0.01 | 220 | 110,000 | 4,400 | 123 |
0.1 | 2,200 | 1,100,000 | 44,000 | 1,238 |
1.0 | 22,000 | 11,000,000 | 440,000 | 12387 |
3 | 66,000 | 33,000,000 | 1,320,000 | 37,162 |
5 | 110,000 | 55,000,000 | 2,200,000 | 61,936 |
10 | 220,000 | 110,000,000 | 4,400,000 | 123,873 |
50 | 1,100,000 | 550,000,000 | 22,000,000 | 619,369 |
1銭動くといくら動くの?
XMTradingでは0.1銭(pips)単位での価格変動を追うことが出来ます。
ちなみにこの変動にレバレッジは関係ありません。
取引している総量に対して金額が変動するためです。
ちなみに1ロット取引していて、1銭価格変動があった場合は1000円の損得が発生します。
計算式で言うと(価格が上昇した場合)
110.000 × 100000ドル =11000000円(1100万円)
110.010 × 100000ドル =11001000円(1100万円と1000円)
こんな感じです。
なので最小0.1銭動いた場合は100円の損得になります。
最小0.01ロットだと0.1銭の変動で1円の損得。
最大50ロットで取引すると0.1銭の変動で5000円の損得。
50ロットは凄いですね、ちょっと動くだけでアルバイト1日分の給料が貰えたり消し飛んだりします。
マイクロ口座・Zero口座と比べてどうか
スタンダード口座はその名の通りXMTradingではスタンダードなタイプの口座になります。
このスタンダード口座を基準に基本通貨を小さくしたものがマイクロ口座、スプレッドを狭くしレバレッジが最大500倍となっているZero口座と分類されます。
小額トレードには若干向いていないですが、上記数値をもとに自分にあった口座を選んでみてください。
また必要証拠金が準備できたとしても、それは最低限の金額となります。
XMTradingでは証拠金維持率が20%を下回ると、強制ロスカットされてしまいますので、ある程度多めに証拠金を入金しておく必要があります。
強制ロスカットをされずに888倍という高レバレッジを利用するのであればなおさら、有効証拠金は別途さらに必要となりますのでご注意ください。
最後に0.1銭では1ロット取引で100円動きますが、値動きやポジションの保持期間によっては、1円以上動く時があります。
1ロットで1円動くと100銭、1000pips動くことになり、10万円の損益が発生します。
負ければ10万以上の損失、または強制ロスカットされる危険もあります。
XMTradingではマイナス残高リセット(ゼロカット制度)があり、入金した金額以上の損失はありませんが、入金分のお金を損失をする重大なリスクの可能性は十分にありますので、ご自身の身の丈にあった取引を行いましょう。